はぐくみスクールで学んだこと
先日の日曜日9月9日はぐくみスクールが行われました。
今回は9名のお子様が集まりました、下は4歳から上は12歳まで。年齢も性別もバラバラ。
この環境で同じように授業は進められるのでしょうか?と思っていられる方も多いはずです。
答えは
できます。
だけどいろんな問題はつきものです。
子供達は興味のあることにはとても集中して、学ぼうという意識を表情から伺うことができます。退屈な授業には態度に現れます。
慣れた先生には特に私には甘えからかすぐ体制崩れて、甘えてきますし、聞く耳を持ってくれません。この先生は怒らないとでも思われているのでしょうか?
私だって時に叱るときがあります。
悪いとわかってて同じことを繰り返しした時、
危険なことをした時、
だけどここが間違っていたことに今気づきました。
子供達が繰り返し悪いとわかっててする行動は、自分を見てほしい、かまってほしいときに行います。いたずらもそうです。
そうだったのか~と今日開催されたモンテッソーリ子育て講座で私自身学ばせてもらいました。
悪いことを繰り返すとき先生たちは知らんぷり作戦をするそうです。
そこでがみがみ怒るのではなく待って、子供たちが戻ってきてくれるのを待つそうです。
その後にお話をするそうです。とにかく子供を信じることが大切で叱るのではなく、子供自身が納得解決するような提案を与えるそうです。
叱ったて逆効果だったんです。
自由にさせることはとても大人には難しいこと。自由にしたらまったく授業にならないのではないか?の不安もあります。
一生懸命活動をした後、子供たちは満足感を得て、きちんと自分たちのことをしてくれることがあります。そのことを私たち大人はすぐ忘れて、不安になります。
信じてあげること、
見守ることを忘れてはいけないなと今日の授業でも学ばせてもらいました。
もう一つ
10人の子供たちが一斉に先生、先生!と話をしてきます。
それを同時に聞き取ることはかなり困難。子供たちはいっぱい話したいし、見てほしいと思っています。高学年になればなるほど口数が少なくなります。でも気持ちはかまってほしい、聞いてほしいという気持ちがまだ小学生のうちはいっぱいあります。
どうしても小さい子から話を聞いていると、大きな子に待ってもらわなければいけません。
それが、私自身、子供と平等に向き合えていなかったのかもしれません。
『自分たちの話を聞いてくれないのなら、僕だって聞かないよ』って
言われているように態度に出てきます。
自分の教え方授業の進め方は子供と同じ目線のはずが、いつの間にか上からになってしまっていました。
子供達が年齢に関係なくいつも集中してくれるのはお料理の時間。
子供にできそうな仕事を与えます。子供は与えられた仕事をしっかりとこなしてくれます。
彼は最初から最後まで洗い物を担当してくれました。その洗い方は徹底していて、シンクまでピカピカに洗ってくれました。それを見た娘もお手伝いしてくれました。
それを見た5歳と9歳の男の子が自分もしたいと彼を手伝いに来てくれました。
一人の行動が波打って伝わるこの感じが私の理想の授業風景なんです。
先生が何も言わなくても子供たちが自発的に動き出す時が多々あります。
こんな状況に出逢えた時、私ははぐくみスクールをしてよかったと思える瞬間です。
こんな風景も英会話の一コマ。授業に集中してくれています。みんな絵を描くことは好きな様子、それを取り入れ先ずは絵をかかせて、色、顔の表情、物の文字スペル、発音を学んでいます。これは4歳5歳7歳10歳12歳ももみんなで学びます。
味覚のお勉強はみんな興味津々。食べ比べもしっかりと味を見極め答えを出してくれました。
朝畑に行ったときは『つまらないから帰りたい。』と言っていた子が何故かこんなに楽しそうな畑の絵を描いてくれました!!とっても嬉しい!大きなニンジンができるといいね。
可愛い絵をいっぱい表現してくれました。一日中楽しかったことがうかがえます。
振り返りの時間、落ち着かせるのが大変でしたが、こうやって見るとみんなちゃんと取り組んでくれてるね。感想も絵もうまく描けていました。
子供たちが帰った後、先生たちも振り返りをします。
いろんな悩みや、問題点が出てきてその都度先生同士で解決策を考えたりしています。
来年以上に、そしてまた今年以上に先生達も皆と一緒に成長していきたいと思っています。
今回も楽しい時間を一緒に過ごせてよかったです。
次回は9月30日(日)9時からです。この日は満席ですが、
10月21日(日)ハロウィーンパーティーと 残席3名ほど
11月4日(日) 秋探し遠足(キゴ山予定)お弁当をもって秋を探しに行きます。残席2名
11月11日(日) 修了式 そば打ち体験 残席2名
単発参加は6,480円
3回分チケット 6,300円税込×3=18,900円
になります。
今ならまだ間に合うはぐくみ体験是非お待ちしています。